【馬鹿げた話】義務教育だから給食費は払う必要ないと騒ぐ親がいる件

給食パン
以前、学校給食の費用を滞納している親が増えていることが問題となり、説明会らしきものが開かれる様子を報道番組でみたことがあります。幸いにして、わが子が通う学校では、そのような問題は聞きません。その番組で、堂々と滞納していることをインタビュで話しているDQN親がいました。その輩は「小中学校は義務教育なのだから、給食費はただで当然。払う必要などない」と当然のように言ってのけました。この稚拙な言い訳と、その無知さに正直怒りがこみ上げてきたのを覚えています。

義務教育の意味を勘違いしている給食費滞納者たち

「小中学校は義務教育なのだから、給食費はただで当然。払う必要などない」と堂々と言ってしまうような親は、恐らく「義務教育」の意味・解釈を180度勘違いしています。「義務教育」とは、憲法に規定されているもので「国民の三大義務」のひとつで「教育を受けさせる義務」のこと。つまり、親自身が子供を小中学校に通わせる義務があるのであって、そこに給食費が無料になる根拠などはなにもありません。

また、憲法の第26条には「義務教育は、これを無償とする」と定められています。しかし、この無償とは教育の対価、つまり授業料が無償なのであって、当然そこには昼飯代など含まれるはずがありません。なぜこうした事実を知ろう、理解しようとせずに、堂々と「義務教育なのだから払う必要はない」と言ってしまうのでしょうか?

要するに、払えないのではなく払いたくないだけ

実際に、生活に困窮していて給食費を滞納してしまうケースもあります。こうした場合は、それなりのセーフティーネットや救済策があり、これにのっとり手続きを進めれば良いのであって別に騒ぐことではありません。問題なのは、滞納しているDQN親に限って、高級中古車(なぜか新車でない場合が多い)を乗り回していたりしていることです。実際に、インタビュに答えてた親は、そのような類の車両に乗っていました。

要するに、払えないのではなく、払いたくないだけなのが見て取れます。払えないのであれば、前述したように手続きをすれば何ら問題もなく、責められる筋のものではありません。こうした、親の子供たちは、なにを感じて生活しているのでしょうか?もしかして、そのDQN親の親も払っていなかったのか?などなど、色々と想像してしまいます。無知が故の正当性は、説明を受け入れて理解するベースがないだけに一番厄介な問題です。でも放置して良いものでもありません。